DON大腰筋です。こんにちは!
早速ですが、今回は初めて「水泳」について書きます!
私が水泳を始めたきっかけですが、今から6年くらい前にS夫人の母に勧められたのがきっかけでした。
初めはブレスができなくて、ぜえぜえ、はあはあ死にそうになりながら泳いでいましたが、骨や筋肉の使い方を考えながら泳いでいるうちに、だんだん気持ちよく速く泳げるようになり、はまってしまい、今ではマスターズに出るようになりました!
大人になってから始めたので、初心者の人の気持ちはよくわかります。
これから水泳を始めようと思っている人や、もう少し泳げるようになりたい人のヒントになればと思い、水泳について書こうと思います。

楽に泳ぎたいんやけどどうしたらいいん?

蹴伸びの練習したらいいんちゃうか!

なんで、なんで?

水の抵抗が大きかったら楽に泳げへんもん。

水の抵抗?

進行方向に対して、面積が大きいと水の抵抗が大きくなって、前に進まへんねん。
だから蹴伸びの練習して抵抗減らすと楽に泳げるようになるよ!

蹴伸びのコツをおせーてちょ!
楽に泳ぎたい、速く泳ぎたい思いって誰にでもあると思います。
どうやったら楽に泳げるか?、どうやったら速く泳げるか?
私の結論は、「蹴伸びを練習して、水の抵抗を小さくし、余計な力を抜くコツをつかむこと」だと思います。
なぜなら蹴伸びがうまくなると、
1.水の抵抗を減らすことができる
2.足の力を抜くことができる
3.腕の力を抜くことができる
からです。
水の抵抗を減らすことができる
「前に進む力=推進力(腕でかく、キック)ー水の抵抗」です。
速く泳ぐまたは楽に泳ぐためには、推進力を大きくするか、体が受ける水の抵抗を小さくするかです。
楽に泳ぐには水の抵抗を小さくする方が圧倒的に効率がよいと思います。
水の抵抗が大きい原因は、体や足が沈んでいることが大半だと思います。
体や足を沈ませないコツは2つです。
1.目線はプールの底をみる
2.骨盤を前傾させる
目線はプールの底をみる
目線が前を向いていると頭が上がってしまい、体から下が沈んでしまいます。
下の絵を見てください。
耳の穴を中心として、後頭部を青矢印の方向に引き上げて、目線はプールの底を見るようにしましょう。
これで体から下が沈みにくくなると思います。
絵の出典:動く骨(栢野忠夫著)
骨盤前傾する
骨盤前傾って知っていますか?
下腹をしっかり伸ばして骨盤を前傾させることです。
脚を伸ばして開脚して座った時に、体が後ろに倒れ勝手になるようなら骨盤は後傾気味です。
骨盤が後傾していると足が沈む側に曲がるので水の抵抗が大きくなります。
上の絵を見てください。
骨盤の中心を、青矢印の方向に腰を回転させます。
これが骨盤前傾です。うまくできると下腹が伸びると思います。
どうやったら骨盤前傾にできるかですが、
1.普段から大腰筋をゆるめる
2.胴体を前後に曲げる運動をする
3.骨盤前傾を常に頭でイメージする(脳トレ)
です。
足の力を抜くことができる
爪先をしっかり伸ばすと足の力を抜くことができます。
足首が中途半端に曲がっていると、ふくらはぎが抜けてしまい内太ももからふくらはぎ、ふくらはぎから爪先までの筋肉のつながりがなくなると思います。
力むのではなく、最小限の力で筋肉をつなげまくる。筋肉がつながると足が沈みにくくなると思います。
また足首が曲がっていると水の抵抗も大きくなりますので、爪先をしっかり伸ばしてください。
腕の力を抜くことができる
腕の力を抜くコツは2つです。
1.上腕骨を肩関節に入れ込む
2.手のひらを開いて小指側に傾ける
上腕骨を肩関節に入れ込む
上腕骨を肩関節に入れ込んで、広背筋と腕の筋肉をつなげることができれば、肘から先の力を抜くことができます。
腕を伸ばそうとして肩の関節をはずしてしまうと、腕の筋肉と体の筋肉のつながりがなくなります。
つながりがなくなると、余計な力が入って力んでしまう原因になります。
蹴伸びだけでなく、泳ぐときもつながりがなくなると、肘から先が力んでしまいます。
上腕骨を肩関節に入れ込むコツは、上腕骨を肩関節に入れ込むことをイメージして、上腕骨を入れ込むことです。すると広背筋と腕の筋肉がつながり、腕の力を抜くことができます。
手のひらを開いて小指側に傾ける
手のひらってどこかわかりますか?下の絵を見てください。
大半の人がAと思ってますよね?
実は違うんです。Bなんです。
下の絵を見てください。
骨を見ればわかるんですが大半の人が思ってるところは実は指なんです。
開いてほしいところはBの手のひらなんです。
手のひらを開いた状態で小指側を外側に傾けると腕がつながりませんか?
上腕三頭筋が少し膨らむと思います。
すると指先から腕の筋肉までつなげることができるので、腕の力を抜くことができます。
まとめ
・骨盤を前傾させる
・爪先をしっかり伸ばす
・上腕骨を肩関節に入れ込む
・手のひらを開いて小指側に傾ける
目線と骨盤前傾することで、美しいストリームラインが作れると思います。
爪先と肩関節と手のひらをすることで、腕の指先から足の爪先まで筋肉がつながり、腕も足も余計な力を抜くことができます。
蹴伸びでコツをつかんで泳ぎに取り入れることで、楽に速く泳ぐことができるようになると思います。
力が抜けた美しい姿勢で「スーッ」と泳いでいる自分を想像してみてください。
泳ぎたくなりませんか?私はこの記事を書いてて泳ぎたくなってきました(笑)
ぜひ上に書いたコツを試してみてください。きっと何か変わると思います!

センターライン(12.5メートル)を蹴伸びで超える!!
そしてもっと楽に速く泳ぐ!!!
初めて足の先が水の外に出ました!
大腰筋が緩んで骨盤前傾しやすくなり、足が上がったんだと思います。
久々に感動しました!!
記録も12メートルに更新しました!目標までもうちょいです。
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