金管楽器で唇がバテても素早く回復する方法

THE音楽

DON大腰筋です。ボンジュール!

 

今回もTHE楽器です!
最近はりきって練習してましたので(笑)

 

さっそくですが、今回は金管楽器で「唇がバテても素早く回復する方法」について書きます!

 

腕立て伏せをやってみてください。
はい、そこのあなた!めんどくさいと思ったでしょ(笑)

 

腕立て伏せをずっとやってるとそのうち体がもち上がらなくなりますよね?
筋肉をずっと使っていると疲労して思ったように動かなくなる経験は誰にでもあると思います。

 

金管楽器を吹く時は口輪筋という口の筋肉を使います。
吹き続けると口輪筋が疲労してバテてしまいます。

 

金管楽器って、上級者で吹ける人でもはりきってハイトーンや大音量を吹きまくるとバテてしまいます。
中級、初級者の人も口の周りの筋肉に余計な力が入っている人はすぐにバテてしまいます。

 

要はどんな人でも最終的にはバテるんです!
筋肉の使い方によって、バテるのが早いか遅いかの違いがあるだけです。

 

ではどうやってバテを回復するかご存知ですか?
バテても素早く回復する方法を紹介します。

 

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バテても素早く回復する方法

 

「口の周りの筋肉をゆるめることです!!」

 

なぜなら、
1.唇に負荷をかけることで筋肉が固くなり、血管が圧迫されて血流が悪くなる
2.血流が悪くなると筋肉を動かすエネルギー(ATP)が、筋肉に十分に供給できなくなる
3.筋肉を動かすエネルギーが不足しているので、口が思うように動かなくなる=要はバテる

 

口輪筋が固くなることで血流が悪くなり、エネルギー供給が不十分になることがバテる原因なので、口輪筋をゆるめることでバテを回復することができます。

 

口の周りの筋肉をゆるめる方法

1.口輪筋の構造を知る
2.口輪筋のゆるめ方を知る

 

では口の周りの筋肉をゆるめてみましょう!

 

筋肉をゆるめるために何をしますか?
しばらく口を動かさない?、口を揉んでマッサージする?

 

もちろん効果はあると思いますが、もっと良い方法があるんです!

 

口輪筋の構造を知る

口の周りには口輪筋という筋肉があります。
どんな筋肉か知っていますか?

 

下のイラストを見てください。
ピンク色に塗っているところが口輪筋です。
輪のような形をしているので口輪筋と言います。

 

この筋肉は口を閉じる時に使われる筋肉で、楽器を吹く時には吐く息の圧力に対抗します。
この筋肉が思うように動かせなくなることがバテるということです。

 

口輪筋のゆるめ方を知る

では口輪筋をゆるめていきましょう!

 

1.口がバテる前が良いと思いますが、バテた後でも良いです。
 唇が1〜2mm潰れる程度の力加減で 上唇を上下から指で軽く挟みます。
2.90秒その状態を維持してください。
3.5秒かけてゆっくり指を離します。
4.同じように下唇もやってください。

 

たったこれだけです。簡単でしょう?

 

指で柔らかく唇を触ってみてください。
唇が少しやわらかくなった感じがしませんか?

 

練習の時だけでなく、演奏会の曲と曲の間にもやれるので是非やってみてください!
暗転の時だと目立たないのでできると思います(笑)

 

その他のバテる原因

筋肉が固くなる以外にもバテる原因はあります。

 

1.そもそも血液が少なく、血流が悪く、筋肉へのエネルギー供給が不足ぎみ。

 

2.そもそもエネルギー(ATP)を作るための材料が不足している。

 

そもそも血液が少なく、血流が悪く、筋肉へのエネルギー供給が不足ぎみ。

血液が少ない人が非常に多く、貧血気味の人が4割とのこと。
血液が少ないと血管に流れる血液が少ないので、血流が悪くなるのは想像できますよね?

 

血液を増やすのは食事です。
以前書いた記事に血液の増やし方を書いてあるので、ぜひこちらも読んでみてください。
参考になると思います。

 

そもそもエネルギー(ATP)を作るための材料が不足している。

エネルギー(ATP)の材料は食事です。
そもそもこれが不足していたり、材料が悪いとよいエネルギーが得られません。

 

ATPの材料は糖質、脂質、ビタミンCです。
添加物の無いまたは少ない良質な食事を腹8分目でとりましょう。

 

DON大腰筋の意見

以前も書きましたが、高校からの友人に助っ人を頼まれ、8年ぶりにトロンボーンを吹いてみました。

 

体の使い方を学んだ今の方が、音が鳴っているし、当時より確実にうまくなってると思います。

 

今回は口がバテる筋肉のメカニズムと口輪筋をゆるめる方法を紹介しました。

 

私はバテるのが周りの人より早かったので、今思うと合奏前にバテて合奏で吹けなくなると思い、個人練習、パート練習をおろそかにしていたように思います。
だからうまくならなかったんだなと思いました。
まさに悪循環、負のサークルにおちいっていましたね。。

 

 

以前も書きましたが学生の時に知りたかったと本当に思いますね。
がむしゃらに練習するだけでなく、知識を得て、考えて知恵に変えていればその当時もっと幸せな楽器ライフを過ごせていたかもしれませんね。

 

でもその当時私は気づけなかったけど、今誰かが読んでくれて、実践してくれて、うまくいって、幸せになってくれればうれしいと思います。

 

バテても対処法を知っていれば、個人練習やパート練習でバテてもいいやと思えます。
すると自分の限界にも挑戦できるので、上達が早くなると思います。

 

ぜひ自分の限界(ハイトーン、大音量等)に毎日挑戦してください。
絶対上達できると思いますよ。

 

だまされたと思ってぜひ実践してみてください。
実践しなければ何も変わりません。

 

どこかの演奏会で曲と曲の間で、金管楽器奏者がみんな口輪筋をゆるめる姿を想像するとワクワクします(笑)

 

バテの要因のひとつである唇の形には今回は触れなかったのですが、これはまた別の機会に。

 

ではオヴァワ〜(さよならさよなら)

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