DON大腰筋です。こんにちは!
さっそくですが、今回は「歩いたり、走ったり、山を下ったりした時にひざが痛くなる原因」に
ついてまとめてみました。
・歩いて行きたいところに行きたいけど、ひざが痛くて歩けない。
・走るのが好きだけど、ひざが痛くて走れない。
・山登りが好きだけど、ひざが痛くて行く気にならない。
上記のような人の参考になれば幸せです。
山登り好きなんだけど、下り始めて1時間もたつと、
左の膝の内側がだんだん痛くなってくるねん。
下らないと帰れないから痛いの我慢してなんとか下るんだけど、
数日間、膝がめっちゃ痛いのが続くねん。
見ててほんまに痛そうやもんね。
ほんと痛いんよ。まあ数日間たてば治るんやけどね。
長距離走った時も同じ痛みがでるねんなあ。
普段普通の生活してる時は痛くないんやから、何か原因があるんちゃうんかな?
そうやね。ひざが痛くなる原因考えてみよう。
【現状把握】
・私は山を登っている時はひざは痛くない。
下りはじめてしばらくたつと、ひざを伸ばす時に左ひざ内側だけが痛くなる。
・私はトレーニングで走っている時、最初は痛くないけど20分くらいしたら、
ひざを伸ばす時に左ひざ内側だけが痛くなる。
・私は普段の生活の時、ひざはまったく痛くない。
・山登り、走った後は痛くなるけど、数日たったら何事もなかったように痛くなくなる。
・マッサージしてもあまりよくならない。
・ひざが痛い時に大腿直筋、大腿筋膜張筋を緩めると、ひざの痛みが大分楽になった。
・普段から太ももの外側が固い。
・大腿筋膜張筋を緩めてから長距離走ったら、ひざは痛くならなかった。
【原因のまとめ】
私の場合は、股関節の使い方が不十分で、山下り、長距離走で太ももの外側の大腿筋膜張筋に
大きな負荷がかかり、大腿筋膜張筋が固くなってしまった。
固いと伸びてくれないので、ひざの内側の内側広筋に大きな負荷がかかり痛みが発生していると
考えます。
私は太ももの外側が普段から固いのですが、大腿筋膜張筋を緩めてから走ってみると、
ひざの痛みはなかったことから、上記が原因ではないかと考えます。
ちなみに大腿筋膜張筋は↓
【DON大腰筋の意見】
■ひざ痛の予防
予防としては、姿勢を見直すのがよいと思います。
股関節を前傾にし、ひざを固めず(後ろに突っ張らず)ゆるめて、
内転筋を使った立ち方、歩き方を意識する。
一朝一夕ではなかなか身につかないと思います。私も修行中です。
これで大腿直筋が固くなりにくくなると思います。
また定期的(3日に一回程度)に大腿筋膜張筋を緩めることも忘れずに。
緩め方は次の対処法に書きますね。
■ひざ痛の対処法
もしひざが痛くなってしまった場合は、大腿筋膜張筋、大腿直筋をすぐに緩めることです。
大腿筋膜張筋の緩め方は、『「体の痛み」の9割は自分で治せる』に記載されている
やり方を紹介しておきます。
1.大腿筋膜張筋のチェック
仰向けに寝て、右足のひざを少し開きます。
右手を体に沿わせたとき、自然に触れるあたりが大腿筋膜張筋です。
足をピンと伸ばしたままだと確認がしにくいので、少しゆるめて体に近づけています。
2.固くなった筋肉を探します
右足の上前腸骨棘の下2~4㎝の外側を右手親指でグリグリっと押します。
痛みを感じたら、大腿筋膜張筋が固くなっています。
3.筋肉がゆるむ姿勢をとります
右手で押さえたまま、右足首を体に近づけ、お尻を左に寄せるようにします。
違和感が消える姿勢を見つけたら、左のひざを立てて、右足かかとの上に
左足をのせます。
4.90秒キープします
右手を離し、力を抜いて90秒キープします。
5.ゆっくり元の姿勢に戻します
左足で右足をゆっくりとずり下げるようにして元の姿勢に戻します。
右足には力が入らないようにしましょう。
もしひざが痛くてお悩みなら、一度、大腿筋膜張筋を緩めてみてはいかがでしょうか?
たった90秒で試せますよ!!
本当に痛みから解放されて、楽になれる可能性が結構あると私は思います。
『「体の痛み」の9割は自分で治せる』は、本当に素晴らしい本だと思います。
ひざだけでなく、腰痛、肩こりの対処法(筋肉の緩め方)も書かれていますので、
痛みで苦しんでいる方はぜひ手に入れて実践してみてください。
人生が変わる!?かもしれません。
ではでは〜。
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