DON大腰筋です。ボンジュール!
今年フランスに行く予定なので、気分はフランスです(笑)
さっそくですが今回はクロールの「息継ぎ」についてです!
泳いでいる時に周りを見渡すと、クロールを泳いだ後「ゼーゼーハーハー」ってなって死にそうになっている人が結構いてます。
これはうまく息継ぎができていないことが原因だと思います。
私も当初うまく息継ぎができずに、泳いだ後死ぬんじゃないかというぐらい「ブハーッ、ゼーゼーハーハー」(笑)言うていたので、息継ぎが苦手な人の気持ちはよく分かります。
楽に息継ぎをして、気持ちよくクロールを泳ぐにはどうしたらいいかご存知ですか?
結論
私の結論は、
1.焦らずに手を回すこと
2.体が沈まないようにすること
3.体の開き(ローリング)を利用すること
です。
なぜなら、
1.手の回転が速いと息継ぎする時間が短くなり、焦ってしまい息が十分に吸えない
2.体が沈むと水面と口が遠くなり、息継ぎしにくくなる
3.体の開きを利用すると、自然に顔が横に向き息継ぎがしやすくなる
からです。
ではクロールを泳いでみましょう!!
・・・と言われてもどうしたらよいかわからないですよね。。
クロールで楽に息継ぎするための3つの「コツ」を説明します!!
クロールで楽に息継ぎするための3つのコツ
1.毎回前で両手を揃える
2.手をかくタイミングで鼻から息を吐く
3.水をかいた体の開き(ローリング)を利用して首を少し傾けて口から息を吸う
毎回前で両手を揃える
下半身が沈む影響を小さくするために、お股にプルブイやビート板を挟んでください。
ビート板は大きいと向きが変わりやすいので、小さいやつがおすすめです!
では蹴伸びをします。
止まる前に左手でかきます。(かくのは右でも左でもどちらでもかまいません)
左手をかききったら、左手を前に戻します。
右手はまだ前のままキープしておきます。
両手を前で揃えてから右手でかきます。
かききったら右手を戻しますが、左手はまだ前のままキープしておきます。
これを繰り返して息継ぎ無しでいけるところまで泳ぎます。
息継ぎしたくなったら立って吸ってください。
どうですか、あなたが思ってるより沈まなくないですか?
速くかかないと沈んでしまうと思っている人が多いと思いますが、片方の手を前で伸ばしていることで浮力が増えるので体が沈みにくいのです。
速くかかなくても沈まないことがわかったら焦らずに息継ぎをする余裕ができると思います!
繰り返し練習して焦らずゆったり大きく手を回す感覚を息継ぎをする前に身につけましょう!!
ゆったり泳ぐの参考動画です。2分25秒から見てください!
手でかくときに鼻から息を吐く
焦らずゆったり大きく腕を回せるようになったら、吐き方を練習しましょう!
息継ぎは左右どちらでもやりやすい方でしてください。
右で息継ぎをする場合を説明すると、両手を揃えた状態から右手をかき出します。
その右手をかいている最中に鼻から吐いて、右手を戻すタイミングで息継ぎをします。
なぜなら、水の中でずっと吐いていると、肺が小さくなって体が沈みます。
吸う直前まで息を吐かないことで体を沈まないようにするためです。
また水の中で吐かずに息継ぎの時に吐くと、吐くと吸うの2つの動作を短時間でしないといけません。
2つの動作をすると時間がかかるため、十分に息が吸えなくなります。
ですので右手でかいているタイミングで鼻から吐いて、右手をかききって戻す時に口から吸うことで、楽に息継ぎができると思います。
水をかいた体の開き(ローリング)を利用して首を少し傾けて口から息を吸う
吐くタイミングはつかめましたか?
あとは楽に吸うだけです!
右手をかくタイミングでおへそを右に向けると、体が勝手にローリングして体が開きます。
体が開くと頭も勝手に右側を向くので、少し顔を横に向けるだけで口が水面に出ます。
顔を上げるのではなく顔は横に向けるです!
顔は少し横に向けるだけなので体のバランスが崩れることなく、楽に息継ぎができると思います!!
下の動画の1分30秒からの説明がわかりやすいので是非見てください!!
息継ぎの練習の時は右側で息継ぎをする人は毎回右手を戻す時に息継ぎするのがよいと思います。
楽に息継ぎができるようなったら、三回に一回左右バランスよく息継ぎしたり、速く泳ぎたいときは息継ぎの回数を減らしていけばよいでしょう。
顔を横向けるのがきつい、痛い、しんどい人は首周りの筋肉(胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋)が固くなっていると思います。
下の動画を見て筋肉をゆるめましょう!かなり楽になるし、顔を横に向けやすくなりますよ!!
DON大腰筋の意見
今の自分にできないことは分解して考え、1つずつ課題をつぶし込んで、体に覚えこませることが大事です。(体というより、小脳に刻み込む)
1つずつ課題をつぶし込んでいけば、そのうち息継ぎは楽にできるようになると思います。
息継ぎが楽にできるようになると今よりもっと楽しく泳げるようになりますよ!!
楽に息継ぎができるようになったら、プルブイやビート板をはずして泳いでみてください。
トライ&チャレンジです!
下半身の沈みに対しては、以前紹介したけのびのやり方を参考にしてみてください。
焦らず余裕をもって大きく泳ぎましょう!!
ではオヴァワ〜。(フランス語でさようならの意味です)
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