パリのミシュラン3つ星レストラン「Le Cinq ル・サンク」は記憶に深く残るレストランだった!!

THEうまい

DON大腰筋です。ボンジュール!

 

今回の旅行の「2番目の目的」かつ私の夢である「ミシュランの3つ星レストランで食べる」を叶えるために「ミシュラン3つ星レストラン Le Cinq」に行ってきたので紹介する。

 

私は今までミシュランの星付きのレストランに行ったことがなかった。正直その値段に見合う価値があるのか半信半疑だったからだ。

 

Wikipediaでミシュランガイドをググってみると、
1つ星レストランは、「その分野で特に美味しい料理」
2つ星レストランは、「極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理」
3つ星レストランは、「それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理」らしい。

 

「それを味わうために旅行する価値がある」と思うと死ぬまでに一度は食べてみたいと思い、私の夢ノートに書いてあった。

 

今回パリに旅行に行くのでミシュラン本場の3つ星レストランなら、その「価値」を見出せるのではないかと思いググってみた。

 

2018年フランスの3つ星レストランは28軒あるのだが、その中で味が優れていると評判の「Le Cinq」に行ってみたいと思った。

 

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予約方法

基本的に予約はしていくべきだ。
Le Cinqの公式サイトに日本語はなくて残念だが、それほど難しくないので自分で予約できるなら余計な手数料がかからないので自分で予約してみることをお薦めする。

 

予約方法を簡単にまとめてみたのでトライしてみてほしい。

 

予約はLe Cinqのホームページから予約ができる。
http://www.restaurant-lecinq.com/en/

青く囲ったLOCATION RESERVATIONSをクリックする。

 

いずれかを選んでBookを押す。
340€のコース いっぱい(笑)
145€のコース 4皿
210€のコース 6皿
場所だけ

 

Number of people(何人)と聞かれるので人数を選ぶ。

 

Select date(日)を聞かれるので希望の日を選ぶ。
Menuと書かれている日は、選んだコースを選べる。

 

Time(時間)と聞かれるので希望の時間を選ぶ。
140€のコースは昼の12:30、13:00、13:30のみ。
それ以外のコースは19:00、19:30、20:00、20:30、21:00、21:30を選べる。

 

名前やメールアドレスを聞かれるので打ち込む。
敬称を選び、
First nameは名前を打ち込む。
Last nameは苗字を打ち込む。
Emailアドレスを打ち込む。
日本の電話番号は+81を選択。
あなたの電話番号が090から始まるなら最初の0を抜いて90から電話番号を打ち込む。

 

Specific requestsは、アレルギーとかあれば書いておくこと。 特になければ書かなくてもよい。
Type de repas はBusiness(仕事)かLoisir(観光)かを選択する。
その下のチェックをいれておけば、メールでやりとりができるのでチェックを入れることをお薦めする。
すべて打ち込めたら、Bookを押す。

 

カード番号を打ち込む
Name on Card カードに記載されている名前を打ち込む
Card Number  カードの番号を打ち込む
Expiration date  有効期限を打ち込む。月、年の順番
CVV 裏面の3または4桁の番号を打ち込む
チェックを入れてBOOKを押せば完了。

 

キャンセルは予約の24時間前なら無料だが、それ以降のキャンセルは費用が発生するので注意が必要だ。
無断でキャンセルするとカードから引き落としされるので、もしどうしても行けなくなった場合は早めにキャンセルしておこう。

 

予約した日の2日ほど前にリコンファーム(再確認)のメールがくるので、返信する。
私は「We will go to your restaurant on 日付.」と簡単に返信しておいたが通じたようだ。

 

昔は電話でリコンファームする必要があったようだが最近はメールで可能だ。
電話はかなり抵抗があるが、メールならGoogle翻訳さんにお世話になれば誰でも返信できる。
良い世の中になったものだ。

 

なお上記は2018年12月の情報なので変更になっていたらご了承願いたい。
またキャンセルが遅くなり請求されても私は何も保証できないので自己責任でお願いしたい。

 

ホテルからレストランまで

レストランに行く日はなんと「燃料税引き上げ中止のデモ当日」だった。
前日に「明日はデモをやるので凱旋門、ルーブル美術館やオペラ座は閉める」と情報をもっていたがLe Cinqからは特に連絡がなかった。

 

ランチを食べに行くか行かまいかかなり悩んだのだが、どうしても食べたかったので不安でいっぱいであったがホテルを出発することにした。

 

ホテルは19区のIBISホテルだったのだが、ホテル周辺は黄色いジャケットを来たデモ隊はいなくてひとまず安心した。

 

メトロ(7号線)のCorentin Cariou駅からメトロに乗りLe Cinqへ向かったのだが、デモの影響でオペラやルーブルは通りすぎてしまった。

 

書籍タイトル:ベルサイユのばら  著者名:池田理代子

「え、まじか!うそやん」
ベルばらのように顔面蒼白になった(笑)

 

しばらくメトロに乗っているとルーブルの次の駅のPont Neuf駅に止まった。
Google mapさんで確認すると歩いて1時間くらいなので、そこからLe Cinqまで歩くことにした。

 

セーヌ川の横を歩いていくと、凱旋門に近づけば近づくほど黄色い人(デモ隊)が増えてきた。
警察も道を封鎖している。

 

「・・・これはやばい」

 

本当にたどり着けるのか?たどりついたところでLe Cinqは営業しているのか?
そんな不安と戦いながら1時間歩き続けた。

 

Le Cinqは、4シーズンズホテルの中にあるのだが、なんとかホテルに到着することができた。
なんとホテルの入り口は屈強な男達が守っていた!

 

Four Seasons Hotel: https://www.fourseasons.com/jp/paris/
書籍タイトル:北斗の拳 著者名:武論尊、原哲夫

イメージはこんな感じ(笑)

Le Cinqは営業しており、1時間のウォーキングと極度の不安はお腹をすかすための良い運動になった。
 

レストランに入店

私はスーツにネクタイ着用で伺ったが、周りの人はネクタイをしてない人もちらほらいてた。

 

さっそくメニューを確認。
正直アラカルトはよくわからないので、S夫人とともにランチコース4皿にした。
メインとデザートは2種類から選べるので別々のものを注文した。
予約時は4皿で予約していたが当日変更できるようだ。

 

この日のメニューは下記↓

 

突き出し1 Our《mises en bouche》
トリュフボールだと思う。うまい。指でいける。
白いのはよくわからないがフォークで突こうとしたら割れて驚いた。パリッと張りがある卵のような想像を超えた斜め上の感触。

 

突き出し2 Our《mises en bouche》
これうまい!
器も凝っている。

 

パン バゲットがとがっている(笑)
右手前のはそば粉のパンとのこと。

 

突き出し3 Our《mises en bouche》
わかめかな?

前菜   Haddock and poultry rolls tartar sauce
コダラと家禽(鶏?)をハムで巻いたもの。
すべて合わせて食べると本当にうまい。

スープ  Mushroom consomme bread crust
テーブルでコンソメスープを注いでくれる。
スープの中にフォアグラが入っており、これが一番うまいと思った。

メイン   Lamb semolina scented with lemon/ olive the fillet and the spicy sausage, harissa
ラムだけ食べると少し獣臭く感じたが、すべて合わせて食べると獣臭さは消える。
よく考えられた料理。これもうまい。

メイン Pollack parmesan / miso
タラのソテー

 

デザートの前のデザート(お口直し)
緑の小さいやつのパンチがすごいのなんの(笑)

 

デザート Refreshed berries cheesecake meringue / fresh herbs 
このチーズケーキの中に緑のナッパが入っていてパンチが効いた味だった。確かにうまいのだがそれ以上にパンチが効いた。周りのハーブもパクチーが入っており、デザートにナッパとは想像を超えていた。おもしろい。

 

デザート Candied banana passion fruit / coffee

 

デザート後のミニャルディーズ(最後の小菓子)のクイニーアマン
そろそろお腹いっぱい。。

 

クイニーアマン後のチョコ
チョコやマシュマロをワゴンで持ってきてくれる。
さすがにお腹いっぱい過ぎてもういいって感じ(笑)

 

さらにお土産にキャラメルをもらえる。

 

4皿のコースだが一人10皿ほど出てきたので、十分な量でお腹いっぱいになり大満足だった。

 

チェックと言うと請求書をもってきてくれる。
コース145€×2、ワイン19€、ミネラルウオーター12€、緑茶16€、エスプレッソ12€で349€であった。
それにチップ10%乗せて385€で会計を済ませた。

 

最後に

私が感じたLe Cinqは「記憶に深く残るレストラン」だということだ。

 

なぜなら、
 1.本当に美味しいと思う料理、めちゃくちゃパンチが効いた料理想像の斜め上をいく料理
 2.「パーフェクト、ブラボー」や「おいしかったですか?」など簡単な日本語もまじえながら気さくに接してくれるウェイター、ウェイトレス。
 3.ベルサイユ宮殿のような美しい内装。
 だからだ。

 

美味しい料理だけではあまり記憶に残らない。
美味しい料理の中にパンチがある味があるから記憶に残る。
さらに自分の想像を超えて斜め上をいく料理があったのでがっちりと記憶を掴まれた。

 

ミシュラン3つ星レストランはやはり伊達ではなかった。素晴らしい体験をさせてもらった。

 

次に来る時はアラカルトに挑戦してみたいと思う。

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