「イヤなことを1分間で忘れる技術」を実践し、イヤなことを1分で忘れて、一度きりの人生を楽しく生きよう!

THE本

DON大腰筋です。こんにちは!

 

上司、目上の人、知人、友人、親しい人からイヤなことや理不尽なことを言われた経験は誰しもあると思う。

 

イヤなことをふとした時に思い出して、イヤな気持ちになり、「自分には能力がないのだろうか?」、「自分はダメな人間なのだろうか?」と悩み、落ち込み、前に進めない人もたくさんいると思う。

 

そのイヤな記憶が1分間で忘れることができるならどれだけ幸せになれるかと思い、石井貴士さん著「イヤなことを1分間で忘れる技術」を読んでみた。

きっと誰かの役に立つことを切に願って紹介する。

 

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記憶のメカニズムを知る

忘れるためには記憶のメカニズムを知る必要がある。
なぜなら忘れることはその逆のことをすれば良いからだ。

 

ではあなたは記憶のメカニズムはご存知だろうか?
暗記が得意な人は自己流で実践していると思うが、池上さんのようにわかりやすく説明できる人はあまりいないと思う(笑)

 

記憶には2種類ある。
短期記憶と長期記憶だ。
簡単に言うと、短期記憶は20秒覚えているもので、長期記憶は20秒以上覚えているものだ。
短期記憶が定着して、長期記憶になる。

 

記憶するパターンも2種類ある。
単純記憶とイメージ記憶だ。
単純記憶は繰り返し、刷り込みして覚えたものだ。
イメージ記憶はエピソードや語呂合わせで覚えたものだ。

 

イヤなことをずっと忘れられないのは、イメージ記憶で覚え、単純記憶を繰り返しているからだ。

イヤなことがあった、イヤなことを言われた時のイメージが強烈に記憶され(イメージ記憶)、頭の中で繰り返してしまい(単純記憶)、忘れることができずに、思い出し、悩み、落ち込むというスパイラルに陥ってしまっている。

 

なので、イメージ記憶を失くし、単純記憶を繰り返さなければ忘れることができるということだ。

 

ではどうしたらイヤなことを忘れることができるのだろうか?

 

イヤなことを忘れる方法

実はイメージ記憶も2種類ある。
①自分が当事者である場合。
②自分が当事者でない場合。

 

自分が当事者であるほうが、より記憶に鮮明に留まる。
思い出してほしい。

・自分が1000円落としたこと。
・ネコが車にひかれて亡骸になっていたこと。
事象としては猫が亡骸になった方がインパクトは強いが、次の日になったら忘れている。
しかし自分が1000円落としたことは結構いつまでも覚えている。

 

あなたが1000円を落としたことの方が覚えているのは、自分が当事者だからだ。

 

なのでイヤなことを忘れるためには、「当事者でなくなればよい」ということだ。

 

例えば、上司から怒られてイヤな思いをした場合、自分が当事者だから忘れられない。
イヤなことを忘れるためには、登場人物である自分と上司を動物に入れ替えてみることだ。
自分はマングース、上司はハブとする。
上司があなたに怒っているシーンを、ハブがマングースに襲いかかるシーンをイメージして上書きする。

 

「イメージ記憶でエピソードがあって自分が当事者だった記憶」を、「自分を当事者から外して、違うエピソードに置き換え、違うイメージを定着させた」ことで、「イヤな気持ち」を「どうでもいい気持ち」に変換させることで忘れることができるという仕組みだ。

 

すると、どうでもよいことなので頭の中で記憶を繰り返すことがなくなり、単純記憶をしなくなる。

最後に

私も昨年目上の人に理不尽なことを言われ、いつまでも忘れられず、ふとした瞬間に思い出し、イヤな気持ちが続いた。

 

すると仕事が手につかなくなり、自信もなくなり、仕事が面白くないと思い始めた。
それに連鎖するように、趣味も生活も楽しくなくなり、幸せじゃないように思えてきた。
「これはヤバイ。」
私は普段悩むことはほとんどないのだが、かなり精神的にダメージを負っていた。
「エビングハウスの忘却曲線」のことは知っていたので、「時間が経てば忘れるわ」と簡単に思っていたが、今回はそうでなかった。

 

さっそくこの本に書かれている「動物に変換すること」を実践してみた。
自分は寅年なのでタイガー(笑)
目上の人はたぬきに似ているからたぬき(笑)
たぬきが虎に突っかかっているのをイメージ、イメージ。
結果、なんかどうでも良く思えるようになった(笑)
こんな簡単にどうでもいいと思えるようになるんやな。。。

 

理不尽な内容で怒られたとずっと思っていたのでそれ以上考えることができなかったが、「いや待てよ」目上の人が言ったことも確かにそう考えることもできるなとこの本のおかげで最近やっと思えるようになった。

 

悩みは時間のムダだ。
悩むことで次の行動に移せないのはもったいない。
1度きりの人生だから、イヤなことはすぐに忘れて、次の行動に移し、楽しい人生をおくりたい。
またあなたにもおくってほしいと思う。

 

石井貴士著「イヤなことを1分間で忘れる技術」には、イヤなことを1分間で忘れるための「マインドチェンジ」やイヤなことを1分間で忘れるための「7つの行動習慣」等についても書かれている。
「一億円の法則」とか「人生はポーカーゲームだ」が私的にはおもしろかったw

イヤなことがいつまでも忘れられず、悩み、行動出来ない人はぜひ読んで、すぐに実践し、幸せになっていただきたい。

 

では今日はここまで。
アリアリアリアリアリーヴェデルチ!

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