DON大腰筋です。こんにちは!
私は子供のころからファイブスター物語が好きで、コミックは全巻持っていたりする。
12月10日に15巻が発売!!!されるようで、めちゃくちゃ楽しみである。
その15巻で活躍するだろう「破裂の人形」が大好きでいつかプラモデルを作りたいと思っていたのだが、1/100の破裂の人形 THE BANGはキットの出来があまりよくないようなので、たぶん素人の私では完成できないだろうとあきらめていた。
組立
しかーし、2019年7月にVOLKSから1/144の破裂の人形THE BANGがめでたく発売されたため、自分の気持ちを抑えきれず後先考えず買ってしまった。プラモ買うのも10数年ぶりなのだが・・・。さてさて完成するのだろうか。
1/144なのにパーツがめっちゃ多い・・・。箱をあけたとたん少し萎えるw
パーツが多いだけあって、塗装する時にマスキングする箇所は少ないが、上腕のG25の下側の出っ張りをカットしておけば後ハメができるので、やっておくべし。
ふくらはぎもここを切り離した方が塗装しやすいので、デザインナイフで切れ目入れてクニクニ切り離す。
こんな感じで素組完了。
ガンプラじゃないので、ポロポロ部品が落ちて、これ以上部品をつけれなかった(笑)
太ももの合わせ目は組み立てると見えなくなるので、マスキングするのがめんどくさかったので、合わせ目は消さなかった。
この写真では太ももの隙間が結構あいているように見えるが、後でバラすのでちゃんとはめていないだけw
塗装
10数年ぶりなので過去使っていた塗料はあきらめ、VOLKSで取り扱っているファレホを使ってみた。
塗装のレシピは、下記。
下塗り:プレートメイルメタルシルバー(70628)
本体:ゲームカラー グレーシャブルー(72095)40%+ウルフグレー(72047)60%
ハイヒール等:モデルエアー ホワイト(71001)
関節等:メタルカラー スチール(77712)
胸部:モデルカラー クリアーブルー(70938)
剣:モデルエアー 蛍光レッド(71082)
コーティング:グロスバーニッシュ(26650)
ファレホの下地はサーフェーサーという言い方でなく、プライマーと呼ぶ。
ファレホはプライマーの色の選択肢が結構あるのだが、今回はメタルっぽくしたかったのでプレートメイルメタルを選択した。
胴体はこのまま上塗りしなくてもよさそうなぐらい美しい少し深みがあるシルバーであった。
巷ではファレホは詰まりやすいという噂だが、プライマー:フローインプルーバー=10:3で混ぜるとエアブラシの詰まりはほとんどなかった。
ハイヒールの爪先とかフェイスガードの色は、下地のプレートメイルメタルの上からモデルエアーのホワイトを吹いたが、なかなかきれいに発色せず、5回ぐらい上から重ねて吹いても真っ白にはならなかった。ホワイトはあまり隠ぺい力がないようだ。
次回ホワイトを吹く際は、プライマーをホワイトにするべきだな。
その他の色はきれいに発色した。特にクリアブルーは抜群に美しい!
備忘録として、ファレホとインプルーバーの希釈の割合を書いておく。
条件として、私のエアブラシシステムはMr.リニアコンプレッサーのL5+WAVEのスーパーエアブラシの組み合わせである。エア圧は0.1MPaぐらいなので、それぐらいのエア圧の人は参考にできるのではないか。但しモデルカラーといっても色が違うと粘度が若干異なるので、たまにエアブラシが詰まることもあった。滴下する時の粘度をしっかり確認して、インプルーバーの量を調整すればよいかと思う。自己責任で頼む。
プライマー:インプルーバー 10:3
モデルエアー:インプルーバー 10:1
モデルカラー:インプルーバー 10:7
メタルカラー:インプルーバー 10:1
ウレタングロスバーニッシュ:インプルーバー 1:1
グロスバーニッシュの濃度が濃いとエアブラシがつまりやすかった。私のL5ではこの割合でないとつまる。
ただバーニッシュが薄くなりすぎるのか、5回ほど上塗りしたが、思ったほどツヤがでなかった。ここはまだまだ研究する余地あり。
それでは、完成塗装品をどうぞ見てやってください!!
完成品写真
よくある右斜めからのポーズ。
なかなかうまく立たないw
正面から。
頭の角が長すぎてフレームから切れるw
バストUP!
バストUP左から。
少し背景ぼかし。
ベイルUP。
右上と左下の白丸のマスキングがめんどい。
若干真ん中のやつが浮いているな(笑)
右側面から。
盾裏のマスキングがめんどいw
でもメタルカラーのスティールの発色はきれい!
左後ろから。
墨入れは買うの忘れたので、シャーペンで塗ったったw
頭に貼る「V」のシールがどっかいっちゃった(泣)
まとめ
このVOLKS製 1/144 「破裂の人形」は私が思っていた以上に出来がよかった。
10数年ブランクのある私でも最後まで組むことができたぐらいよかった。
パテの必要もなくパーツの合い具合もよかったし、塗装でマスキングする箇所も多くなかった。マスキングしたのは、ソードとベイルと裏のメタルカラーぐらいかな。
1/100の課題であったベイルの重さも改善されているようで、関節を固めなくてもベイルを保持することができる。少し左肩は下がるけどね。
良いキットだと思うので、FSS好きだけど、なかなか手が出せなかったガンプラーの人もぜひ手に取ってみてほしい。
10数年ぶりにしては自分なりにうまくできたのではないだろうか。
プラモ復帰しよっかな(笑)
それではまた!
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